ドット絵生成AI「Retro Diffusion」を試す

ゲーム制作

Retro Diffusionとは?

レトロゲームのようなドット絵を生成するためのAIサービスとなっています。
ドット絵のゲームを作りたい人にとってはうれしいサービスです。

Stable DiffusionやMidjourneyと同じくプロンプトを入力して画像を生成する手法となります。

サービスの種類は2種類あります。

簡単に違いをまとめてみました。

①買いきりタイプのAsprite拡張機能

Retro Diffusion Extension for Aseprite
Rapid designing with AICreate, change, and refine artwork in seconds.GO TO THE ITCH.IO PRODUCT PAGE. WE WILL BE TRANSITI...
  • 買い切りタイプはAspriteというソフトが必要
  • GPUを搭載したPCでないと生成時間がかなり長くなる
  • pythonのインストール等に戸惑うことが多い
  • 一度買ったら無限に画像生成ができる
  • 価格は$65(1万円くらい) 2024/1時点 ※セールだと30%オフくらい安くなる

②課金型のサーバー経由での生成

Retro Diffusion
Pixel art AI image generation tools built by artists for everyone. Create production ready artwork in seconds.
  • 低スペックPCやスマホでも利用可能
  • インストール不要
  • 生成する度に課金が必要
  • 無料で使える枠があるため、とりあえず試したい人にはオススメ

買い切りタイプを購入してみた

私はAspriteを持っていたので買い切りタイプを選びました。
約1万円を払って購入しましたが、セールも定期的にやっているっぽいので直ぐに必要がない人は待ってから買うのをオススメします。(セールを知っていたら私も急いで買わなかった)

↓が公式サイトに載っているサンプルです。結構クオリティが高い!!

前述にある通り、低スペックPCでは動作しない可能性があるため注意。またある程度PCが得意な人でないとインストールにつまづく可能性あり

実際に使ってみる

実際サンプルのようなクオリティの高いドット絵が簡単に作れるのか試してみました。

まずはデフォルトで設定されているカラスを生成するプロンプトで作ってみました。

サイズは64 x 64

アネガワ
アネガワ

なかなかクオリティが高いぞ!

生成時間は私の環境(GPU=RTX3070)では1枚当たり数秒くらい

続いてはプロンプトに「dragon」と入れて生成してみたいと思います。

サイズは同じく64 x 64

アネガワ
アネガワ

ん?小さいぞ

もう一度作ってみるか

アネガワ
アネガワ

なんかイケてないなー

もう少し明確にプロンプトを入れてみます。

「A flying dragon that breathes scorching flames」(灼熱の炎を吐く空を飛ぶドラゴン)と入れてみました。

アネガワ
アネガワ

なんかカッコ悪いな

武器を作ってみる

次は武器を作れるか試してみます。

プロンプトは「long sword」としてみます。

アネガワ
アネガワ

これなら俺がドット絵打った方がマシだな。

続いてプロンプトをちゃんと入れて
「a brass hourglass with golden sand and precise timekeeping」(金色の砂と正確な時を刻む真鍮の砂時計)で作ってみます。

アネガワ
アネガワ

これはそんなに悪くない…

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主人公キャラを作ってみる

プロンプトは「knight」としてみます。

アネガワ
アネガワ

なかなかカッコいい

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使ってみた感想

プロンプトと設定のコツが掴めればある程度のクオリティのドット絵が作れると思います。

ですがそれなりに熟練が必要かと思います。良い絵を生成するコツなどが分かったら改めて記事にしようと思います。

最後におまけとしてカッコイイモンスターの生成画像を載せます↓
※Aspriteでアウトラインを足してます

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